病院のアロマセラピストを目指す「目的」
病院で働くにはアロマセラピスト以外のスキルも求められます。仕事にする理由をしっかり定めておかないと、いざ働くことができても続かず上手くいきません。患者様になぜアロマを提供したいのか、あなたの想いを明確にしておきましょう。
病院など医療機関でアロマセラピストになりたい。そう感じて調べたとき、まず「メディカルアロマセラピストの資格」が目に入ります。
スクールやキャリアアドバイスで、講座や資格取得を勧められた話しもお聞きしています。医療従事者と一般人では、病院での働き方が変わるため、それぞれ少し深めて考える必要があります。
特に一般の方は、アロマセラピスト資格は民間資格という壁があります。必ずしも病院で勤務できるわけではないからです。病院も幅広く、何科に勤めるのかによっても学ぶ範囲が変わります。そのため、資格取得の先行には疑問を感じています。
私は産婦人科に決める前、別の科に勤務しているアロマセラピストに会いに行きました。業務内容や必要な知識を伺い、自分の性格や目的に合うか精査しています。
多くの方が病院のアロマセラピストになれなかったり、勤務後すぐに離職するのは、目指す先が資格取得だけになっていることが原因の1つになっています。
看護師や理学療法士など、医療従事者がアロマセラピストを兼務する場合と、一般人が専門家として委託される場合の違いについてです。
医療従事者が病院でアロマを始める場合は、勤務先に理解があったり、協力が求められる環境なのかが、ポイントになります。代替療法として香りの価値に認識があれば、アロマセラピストで働くことへのハードルは低くなります。
ただし、兼務の場合は、本業を優先することが求められます。アロマセラピストに専念できず、細かく行き届いたサービスや高度な技術の提供は難しくなります。
一般人がアロマセラピストとして専門的に働く場合は、国家資格ではないことが、勤務より高いハードルに感じます。アロマセラピストとして働く目的、どのような価値を提供できるのか、病院でしっかり説明できることが必要になります。
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病院で働くアロマセラピストは、病気や怪我の患者様に寄り添い、とても遣り甲斐のある仕事です。
香りやトリートメントは、女性らしさや華やかさがあり人気の仕事です。しかし一方で、セルフイメージを上げたり、経歴に色をつけるため、病院勤務を目指す方も多い印象があります。
病院は治療するための施設です。リラクセーションやサロンで働くアロマセラピストとは目的が異なり、必要な知識や技術も変わります。
同じ職種なので、仕事内容も同じと思われがちですが、イメージで目指すと、理想と現実の差に苦しむことになります。
あなたが病院で働きたい理由、アロマセラピストを目指す目的を、はっきり明確にもつことが一番大切です。
病院のアロマセラピストを目指す「目的」
病院で働くにはアロマセラピスト以外のスキルも求められます。仕事にする理由をしっかり定めておかないと、いざ働くことができても続かず上手くいきません。患者様になぜアロマを提供したいのか、あなたの想いを明確にしておきましょう。
病院でアロマセラピストを実践する「方法」
最後に病院で、どのような形で香りを提供するのかを考えます。使用精油、施術方法、施術コース、提供頻度など、病院で実現したいサービスの形を探します。あなたらしく輝ける方法を見つけていきましょう。
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